2017年1月13日金曜日

久良岐能舞台の垣根

トラちゃん通信











大寒を過ぎて、この頃ようやく冬らしい寒さがやってきました。
トラちゃんの住まいは完全防寒対策済ですが、玄関前に陽の光が
さす時間帯は玄関前に置かれた切株の上の籠に毛布を敷いて、
その中でくつろいでいます。
ここなら来館される方々ともコミュニケーションがとれますからね。



さて、久良岐能舞台では今、建物周辺の各種の垣根の更新工事が
進められています。
竹を材料にしたものが多いため傷みやすく、5年から10年程度で
新しくする必要があります。そのため、今年は3か所の垣根の更新が
行われているところです。
















上の写真は玄関前と事務室前の建仁寺垣です。
丁寧な工事で、とても美しい仕上がりになっています。


久良岐能舞台庭園の垣根は全て能に因んだ種類で整備されています。
普段目にすることも無いような形の垣根がありますから、どうぞ
久良岐にお出かけの折には注意深くご覧になってください。
全ての垣根には名称が記されていますから、良くわかります。


















上は、竹穂垣です。ちょっと見ただけでは簡単なように見える垣ですが、
実は裏側、中、表側と三重にもなっているもので、伝統的な建築に伴う
こうした垣根なども手が込んでいる造りになっています。



さて、今週日曜日、15日は久良岐能舞台の能楽公演です。
能 花月 と狂言、仕舞などが解説付きでご覧になれます。
今からでも遅くありません。是非お出かけください。

お詫び:久良岐能舞台のHPに掲載の 能 花月の詳細ページで、開催日が
平成28年1月15日となっていたことがお客様からのご指摘で判明
しました。慎んでお詫び申し上げます。




3月12日(日)には、第9回久良岐狂言会 野村万蔵家の狂言師たち
が開催されます。毎年定例の公演です。能の公演とはちがって、
面白く、分かりやすいのが特徴です。
こちらもどうぞ、ご家族やお友達など、ご一緒にどうぞ。
久良岐能舞台ホームページのニュースをクリックしてください。
詳細が分かります。







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